tosekiさん

「ビューで文書を選択する度に」ということで気になったのは、
ビュー自体にビュー選択時に何らかの処理をしている箇所がないかということと、
対象ビューを表示する画面でプレビュー表示する機能が用意されていないかという点です。
（プレビュー表示できるようになっているのであれば文書選択毎にフォームを開くのと同等の負荷が生じます）
 

確かにプレビューを行っているかのような挙動ですよね。

意図的にプレビュー機能を用意していることはありません。

Notes自体の機能でプレビューに関する設定がないか、ビューやアプリケーションのプロパティを確認しましたが、それらしいものは見当たりませんでした。

他に確認する箇所はありますか？

NRPCのログを取り、時間がかかっていることが、NRPC通信やサーバー側の処理なのか、あるいはそれ以外（ローカル側）かをざっくり見てみてはいかがでしょうか。

アプリの「遅い」を見てみよう

https://www.slideshare.net/harunakano/ss-149517413

NRPCログを取ってみたところ、文書を選択する度にOPEN_NOTE（文書を読む）処理が発生しているようでした。

OPEN_NOTEにかかっている時間そのものはせいぜい数十msであり、数秒も待たされるのはほぼローカル側の処理によるようです。

しかし、そもそも他のアプリではビューで文書を選択する度にOPEN_NOTEが発生したりはしていないので、このアプリに問題があるのは確かなようです。

ビュー上で文書を選択した 時に発生する OPEN_NOTE にある  Note ID は、選択した文書の Note ID で間違いないのですね。OPEN_NOTE は設計要素でも発生します。

もしプレビュー機能がないとすると、ビューのイベント onselect はいかがでしょうか。

https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SSVRGU_9.0.1/basic/H_ONSELECT_EVENT.html

OPEN_NOTEのNote IDは選択した文書のNote IDでした。

ビューイベントとしてはQuerypasteは使っていますが、Onselectは使っていません。

その後さらに調べてみたところ、フレームセットを使わないレガシーなビュー画面で開いたビューだと文書選択でOPEN_NOTEが発生するようです。文書選択でOPEN_NOTEが発生しないアプリはフレームセットでビューを開いていました。

Notesの仕様かもしれませんね。

フレームセットを使っていない場合、プリビューペインが用意されてしまうのは仕様かもしれません。

ただ、当方でテストしたところ、プリビューを表示しない状態（Notesのメニューから「表示 - プリビューペイン - 「プリビューの表示」にチェックが無い状態）の時は、OPEN_NOTEが発生しませんでした。OPEN_NOTEは少しでもプリビューペインが開いているときに発生しました。

その点いかがでしょうか。

ありがとうございます。

いつの間にか 表示-プリビューペイン-プリビューの表示にチェックが入っていました。

チェックを外すと文書選択の度に待たされることは無くなりました。

ただ、クライアントの設定に依存しないようにする必要もありますので、フレームセットを使う方向で検討したいと思います。

蛇足ですが、プリビューペインを閉じるコマンドをビューのイベント PostOpen へ仕込んでおくことでも解消できます。

ShowHidePreviewPane @Command (Formula Language)

https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SSVRGU_10.0.1/basic/H_SHOWHIDEPREVIEWPANE.html