12月19日に日本IBM本社にてDomino 2025 Virtual Jamのパブリックビューイングが開催されました。
同日はオーストラリア・ニュージーランド地区を対象とした Virtual Jam で、日本時間では午前10時の開始でした。

個々人で参加するより皆で参加した方が、理解度が深まるであろうという事で、
有志でパブリックビューイングを開催していただきました。

全体的な概要はノーツコンソーシアムのブログで紹介されていますので、そちらをご覧ください。

Domino 2025 Virtual Jamパブリックビューイングを開催しました


本ブログではVirtual Jamの中でお話があった「アプリケーション開発」について少し触れていきたいと思います。
筆者の独断と偏見で書いてあります。解釈等が違うことがあるかもしれませんのでご了承ください。


Jamで要望の多かったことは?

こちらのスライドをご覧ください。


・既存のNotesアプリケーション(デスクトップ)のUI全体を更新する
・既存のNotesアプリケーションへのモバイル・アクセスを許可する

UIの刷新、ここに書いてあるモバイルは恐らくスマホやタブレットの事だと思いますが
そのモバイル端末からNotesアプリケーションにアクセスしたいという要望が多いことを示しています。

XPagesならモバイルからアクセスできますが、
予想をするとスマホやタブレット版のNotesクライアントが欲しいということではないかと思います。

 

Dominoアプリ開発パターンの紹介

次のスライドをご覧ください。

 

スライド左。
クライアント側ではNotesやICAAですが、モバイルの画像はHTML5を利用するパターンが紹介されています。
Dominoサーバー側を見てみると、ANGULARJSやnode.jsなど、最近主流のテクノロジーがDomino上で動くパターンが紹介されています。

補足事項として、
・HTML5形式で作成できるエディタを準備したい
・Notes/Dominoに閉じた開発言語ではなく、もっとオープンな技術を取り入れていきたい

などとお話しされていました。

 

この後、アプリ開発とメール/チャットについてサーベイが行われました。

 

所見

筆者個人的ですが、
Jamで声の大きかったUI全体の更新や既存のNotesアプリケーションへのモバイル・アクセスを許可に対する取り組みが今進んでいると感じました。

Notes/Domino10以降には分析機能等の機能も検討されているようです。


必ずしも実装されるかどうかはわかりませんが、私たちの要望は今まで以上に届いている感じがしました。

 

 

まとめ

今後もまだオンラインJamは開催されるので参加して自分の意見を伝えていきましょう!

また、オンラインサーベイについてはまだ実施しているので、ぜひ参加してほしいというメッセージがありました。

http://ibm.biz/domino2025survey
http://ibm.biz/domino2025appdevsurvey
http://ibm.biz/domino2025mailchatsurvey

サイトは英語ですが、選択式で簡単な英語で参加できるようになっています。
是非この機会に意見をたくさん出してほしいと思います。