さる2017年11月15日にノーツコンソーシアムオープンセミナーが開催されました。多くのお客様がご来場されたと伺っています。ありがとうございました。

というのも、我々XPages.jpもXPagesDay2017としてセッションを担当させていただきました。それも2コマ分も使って!

セッションタイトルは「XPagesのさらなる効果的な活用方法について」としましたが、内容は例年とは大きく異なり「アイデアソン」の形式での開催とさせていただきました。

  • アイデアソンとは、アイデアとマラソンを組み合わせた造語で、アイデアを生み出すことに着目したイベントのことです。

ただし、通常行われるアイデアソンは1日の大半を使って行うものが多いのですが、時間の制約や運営メンバーの経験不足も手伝って、かなりアレンジした形での開催とさせていただきました。

 

次に、実際にはどのように進めていったのかを簡単にご紹介いたします。

1.座席決め

参加された方は少し驚いたかもしれませんが、座席はこちらで決めさせていただきました。これは、会社の同僚など、知っている者同士が近くの席にならないようにするためでした。知っている者同士が近くにいると、そこだけでコミュニケーションをとってしまい、他の人との間に壁ができてしまうだろうとの判断によるものです。

通常のセミナーでもこのような形で座席を決めると、講義に集中できるのではないでしょうか?

 

2.自己紹介

チームごとにディスカッションするための肩慣らしとして自己紹介の時間を設けました。円滑に進められればと考え、XPages.jpプロジェクトメンバーを進行役として各チームに入れました。この時、仕事に関する情報は話さないように!という厳しいお達しが出たにもかかわらず、各チーム和やかな雰囲気で自己紹介をされていました

  • これは、自分自身のプライベートな部分をさらけ出すことにより、お互いの距離感を近づけることで、この後のディスカッションをしやすくするという目的がありました。

 

3.チームディスカッション

XPagesの現状の課題、失敗談、成功例からの反省点など」について、約50分間、チーム単位でディスカッションしてもらいました。

その際、重要と思われる話題は付箋紙に書いて、メンバー全員が分かるようにしていただきました。

先の自己紹介の時間もあったため、どのチームも色々な意見が飛び交っていました。

進行役として参加したXPages.jpメンバーにより、チームの特色が決まっていたような気がします。こうしてみると、進行役って大事だなと思いますね。

 

4.アイデアの絞り込みと発表

チームディスカッション時に作成された付箋紙の内容をカテゴリ分けして、興味のあるテーマに集まってもらい、チームを再編成しました。

 

この内容をもとに、どうしたらXPagesを効果的に活用できるかについて簡単に議論を行っていただきました。

本来であれば、ここでカテゴリごとの結論を出して、アイデアソンの成果物とするのですが、制限時間がきてしまったので、各チームに簡単な発表をしてもらい、全体的な結論は出せずじまいとなってしまいました。

 

今回は、成果物を出すことができなかったので、満足のいく結果にはなりませんでしたが、参加者の方々からは普段できないようなディスカッションができて有意義だったという声もいただきました。

 

こういった参加者の方々からいただいた意見はとても貴重なもので、このまま埋もれさせるわけにはいかないと考えています。

 

来年(2018年度)のXPages研究会の活動テーマとして、皆さんと研究していけるように、XPages.jp プロジェクト内で、アイデアの絞り込みを行うようにします!(言っちゃった(^^;)

 

願わくは来年もXPagesDayで皆さんと会えますように・・・